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骨粗鬆症について

骨粗鬆症について

骨粗鬆症は骨の強度が低下して骨折しやすくなる病気です。骨粗鬆症になると転んだだけで背骨(椎骨)や足の付け根の骨(大腿骨近位部)、腕の付け根の骨(上腕)、手首(とう骨)に骨折しやすくなります。骨折の仮名なかでも大腿骨近位部の骨折は寝たきりの大きな原因となります。椎骨骨折が起こると次々と骨折がおこり椎骨が潰れ、背骨が前に曲がった状態になります。これによって日常生活に支障をきたし、生活の質が低下します。さらに、骨折のある方のほうがない人より死亡率が高くなることが知られています。

骨の代謝

骨粗鬆症は骨の強度が低下して骨折しやすくなる病気です。骨粗鬆症になると転んだだけで背骨(椎骨)や足の付け根の骨(大腿骨近位部)、腕の付け根の骨(上腕)、手首(とう骨)に骨折しやすくなります。骨折の仮名なかでも大腿骨近位部の骨折は寝たきりの大きな原因となります。椎骨骨折が起こると次々と骨折がおこり椎骨が潰れ、背骨が前に曲がった状態になります。これによって日常生活に支障をきたし、生活の質が低下します。さらに、骨折のある方のほうがない人より死亡率が高くなることが知られています。

なぜ骨が脆くなるのか

骨には皮質骨と海綿骨の二種類があり、海綿骨は網目状の構造をしており、骨粗鬆症では骨梁と呼ばれる網目状の骨が細くなったり、鬆(す)がはいいたようになり、脆くなります。

骨の代謝

骨は一度作られると変化しないように見えますが、古い骨が壊される、新しい骨が作られることによって一定の形をたもっています。古い骨が壊されることを「骨吸収」、新しく作られることを「骨形成」と言います。また骨の新陳代謝を「骨の代謝回転(リモデリング)」と呼びます。骨粗鬆症ではこのバランスが崩れ、骨吸収が骨形成より強くなると骨粗鬆症になります。骨吸収が増加し、骨形成が追いつかなくなる高代謝回転型と、骨吸収・骨形成がともに減少し、とくに骨形成が減少する低代謝回転型があります。これらはともに骨吸収の方が多くなり骨量が減少します。

骨粗鬆症の種類

原発性骨粗鬆症

閉経や加齢で起こる骨粗鬆症です。閉経後骨粗鬆症は高代謝回転型であり、閉経後に女性ホルモンの一種であるエストロゲンが欠乏することで起こります。エストロゲンは破骨細胞を抑制し骨吸収を低下させますが、閉経によって欠乏すると、骨吸収が増加します。それに伴い骨形成も増加しますが、骨吸収に追いつけず結果的に骨量が減少します。老人性骨粗鬆症は低代謝回転型であり、加齢によるさまざまは機能低下が原因で起こります。加齢によって破骨細胞や骨芽細胞の機能が低下し、さらに腎臓や肝臓の機能低下に伴う活性型ビタミンD3の減少によるCa不足などで骨形成が低下します。この結果骨吸収の方が多くなり、骨量が減少します。ただし、老人性は機序が不明な点も多いですまた、高齢者は筋力低下やバランス機能低下により転倒しやすく、これが骨粗鬆症による骨強度低下と相まって骨折を起こしやすくなります。

続発性骨粗鬆症

骨に悪影響を与える病気や薬のより骨粗鬆症をきたす場合、続発性骨粗鬆症と呼びます。甲状腺機能亢進症、クッシング症候群などの内分泌性疾患や、栄養障害などがその原因となりますが、なかでも薬剤性ステロイド骨粗鬆症の頻度が高いです。女性では約90%、男性では約半分が原発性骨粗鬆症です。

リウマチの治療に使うステロイドでも骨粗鬆症を起こすことが知られています。まず、ステロイドは骨芽細胞に作用して、骨のタンパク質である骨基質の形成や骨の石灰化を傷害することによって骨形成を低下させます。また、腎尿細管でのCa再吸収抑制や腸管でのCa吸収抑制による血中Ca濃度の低下により骨吸収の促進と骨形成の抑制が起こります。また、ステロイド剤投与による性ホルモン低下によっても骨吸収が増加し、結果的に骨量が減少します。

併存症状

骨粗鬆症の症状で、主なものとして腰痛がありますが、ほとんど症状がないので検査を受けることが大切です。骨粗鬆症で背骨が潰れると前かがみになり、内臓が圧迫されます。これにより、便秘や痔、逆流性食道炎を起こします。さらに猫背(円背)が強くなると肺や心臓が圧迫され肺の圧迫で呼吸機能の低下や肺炎を起こしやすくなります。また、骨と関係がないと思える動脈硬化や糖尿病、認知庄などと関連があることが知られています。その原因についてさまざまな研究がされています。

 

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